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投稿日:2011年01月16日

2011年01月16日

バイクでよく通る井の頭通りという道がある。
この通りの大原〜大山間の道路の拡幅工事が、思ったよりも長く工事をしているのだ。
一体いつ完成するのだろう。
と、いうのも今この工事をやっている区間が私の愛車のチョイノリだととってもストレスの多い道になっているからなのだ。
少しずつ道幅と車線を増やしているのだが、長く工事をやっている割には一向に片側二車線に増えない。片側を整備したら中央分離帯を変更してまた片側を整備するといった”ちょびちょび進む”形になっていて、片側一車線の区間がまだ結構長いのだった。
問題はこの片側一車線の道路だ。
工事をして新しくアスファルトをひかれても、いびつな轍が早い時期に出てそれが丁度ミニバイクが走行する辺りに波打つように盛り上がっているので、それでハンドルが取られやすくなるのだった。
片側一車線区間に入った時、私はとっても緊張をしている。
もう少し左に寄って走ったら後ろから来る車も追い越しやすくなるのだが、いびつな轍は何故か道路にちょっと斜めになって出来ていたりするので、時速30キロで走ると道路の凹凸に翻弄されて転倒しそうになるのだ。
<あっ、あぁあああ〜〜っ>
心の中で叫んで時速10キロぐらいに減速をする。
すると今度は追い越したいのに微妙に私のバイクが邪魔になっていて追い越せない乗用車が、ややいらだちながら後ろについているのがわかるのだった。
<あの、わかっているんですが、道路の状態がボコボコで危険なんです>
そんなこと、わかってもらえるはずもなく、ヨロけながら端っこに停まって車が全部追い越していくのを待ってから、また時速10キロぐらいで走り出すのだが、車が途切れた暗い道を一人でヨロヨロ走りながら、ちょっとだけ侘しくなる。
どんくさいのではない。
いっぱい頭ん中で計算をして、この方法が最善だと判断したのだ。
そう自分に言い聞かせてみるものの、車だけでなく自転車達にも追い越されて一人取り残された後は<あの人達は、わたしのことを絶対にどんくさいと思ったに違いない。こんなトロい奴はバイクになんか乗るなよと今思ったはずだわ>と、被害妄想気味になるのであった。
時速10キロで走っているとまた後方から新たな車軍団がやって来る。
車達に気を遣うのをやめてマイペースで走ればいいのだが、時々大きなクラクションを鳴らされてそれでビックリしてまた転倒しそうになるのがイヤなのだ。
井の頭通りはいつ片側二車線に増えるのだ。
二車線になるまでここの制限速度を20キロに改訂して欲しい、今ここは私にとってとっても危険な道なのだ。