区役所に行った帰りにちょこっと商店街で買い物をしようと思ったら、阿佐ヶ谷七夕まつりが始まった様子。アーケードは華やかに飾り付けがされていて、出店が並んでいるではないか。
わくわくわくーーーー。
私はこういうお祭りごとが好きなのだ。去年はダンボと一緒に来たら可哀想にダンボは人ごみの中で蹴られてしまった。またあらためて一人で来て買い食いを楽しんだっけ。
阿佐ヶ谷の七夕まつりは毎年この時期に数日間開催されるのだが、大きなはりぼての人形や地元の幼稚園の園児たちが描いた絵や、綺麗な色の短冊が一駅分ほどの長さの商店街のアーケードに飾り付けられていて、それぞれの店が店先で出店の屋台を出す地元ならではのアットホームなお祭りなのだ。
本当は野菜を買いに来たのだったが・・・・。急遽せっかくなので、商店街をブラブラしよう。と、盛り上がって参加してみたのだったが・・・・。
商店街を30メートル程歩いたところで、急にお腹が痛くなってきたのだ。
何もこのタイミングで痛くならなくてもいいのに・・・・。どうも最近午後のこの時間にお腹を壊すというサイクルになっているようで、普段なら家にいるのでお腹が痛くなってもあせることはないのだが、商店街のトイレもどこにあるのかわからない場所で急に腹痛になると精神的にプレッシャーが大きいのだ。
商店街でもらしたら・・・という悪い想像が浮かぶ。
いつもより多い人出、いつもはないのに今日に限ってすぐそこで焼きそばを売っていたりする。こんなところでもし粗相をしてしまったらどうしよう。痛みをこらえながら、ダンゴムシのように進んでは止まって、進んでは止まって・・・とバイクを止めた区役所目指して歩く。
腹痛はすごくお腹が痛くなったかと思うと、一瞬痛みが消えて楽になるタイミングがある。そのスキに急ぎ足で進むのだが、その次に痛くなる時は前より一層緊迫感がある。
いいんです。いいんです。
不審に見えるかもしれないんですが。
放っておいてください。
理由なら自分が一番よくわかっています。
このヒトなにしてんのかしら?という不思議な目で見られつつ、ギリギリセーフな感じで区役所のトイレに間に合ったのだ。
今年の七夕まつりはほんの30メートル歩いて終わった。
阿佐ヶ谷は祭りだった。
が、私の腹ん中もえらい騒ぎな祭りなのであった。